お金って、何?? - 歴史編① 過去を知って今を理解!
お金って、何??
何を急に!と思われるでしょう。
しかし!仮想通貨の世界に入るにあたって、お金の歴史の流れには、一度は触れておいた方がいいのです。なぜなら、仮想通貨の世界を理解している人には、今のこの経済状況をからして、世界金融に大変革が起こるかも!と思っている人も多いからです。
基軸が金
米 ⇔ 金 ⇔ 着物
金は錆びたりしないし、薄くも小さくもできるので、この商品は、金〇gと交換するという金本位制が始まりました。海外とのやり取りも、輸入と輸出の差額を金でやり取りしていました。
基軸が金、紙幣の中心はポンド
米 ⇔ 紙幣(金に交換可能) ⇔ 着物
しかし、大量の金を持ち歩くことはできず、盗まれることもあるので、中央銀行が保有している金の量によって、金に交換できる交換券=紙幣が発行されるようになりました。(金1オンス=約3ポンド程)イギリスから始まった金本位制。世界の産業の中心だったイギリスが世界の銀行の中心となり、ポンドが世界の中心になっていきました。
人々は、紙幣が多く流通すると、金を気にせずに、紙幣に信頼を寄せていきました。
アメリカに世界の資本が集中
£紙幣(金に交換可能) ⇔ $紙幣(金に交換可能)
第一次大戦後、各国の通貨は金との等価関係にあることとなり、相互に交換が自由に行われるようになりました。
しかし、アメリカ経済は発展していきましたが、イギリスの経済は衰退していき、輸出が減少、イギリスから大量の金がアメリカに移ってしまいます。こうして経済の中心はアメリカに移り、世界の資本は一気にアメリカに集中。おかげで世界経済は大混乱。金融恐慌へ突入してしまうのです。
0コメント